
「このまちで育む、農あるくらし」をテーマに2018年から毎年開催。
2025年3月8日に7回目となる「農フォーラム」を開催しました。
会議室が満杯になる40名を超えるお客さま。感激でした。
- 2018年からのサブテーマ
- 2018年 基調講演~都市農業の未来 地産地消・食育から考えるまちづくり~
- 2019年 基調講演~食によるまちづくり 食はいのち~
- (2020年はコロナ禍で開催せず)
- 2021年 基調講演~エコロジカルデモクラシー 土はコミュニティ~
- 2022年 基調講演~援農とまちづくり~
- 2023年 情報提供~農に携わる人々からの発信~
- 2024年 情報発信~地元野菜で時間を楽しむ~
今年のサブテーマは「都市農業のすすむ道」。2015年に施行された「都市農業振興基本法」から10年。改めて「すすむ道を考える時期では」とメンバーで考えたテーマでした。
最初に2017年発行版を改訂した「農産物直売所マップ」のお披露目をしました。宮前区内にある55か所の「軒先直売所」を示したマップです。改訂にあたりほとんどの農家さんが「うちは継続して載せたい」と言っていただいたことがとてもうれしかったです。
このフォーラムでは「農家さんのお話を聞きたい」という意見を毎回たくさんいただきます。今回は宮前区内で農業を営む3人の農家さんに登壇いただきました。
画像をクリックしてください。リンク先で詳しくご覧いただけます。

事例発表

事例発表

4グループで意見交換

★横山農園の横山純子さん。「純子さん、純子さん!笑顔がいつもとっても素敵です。犬蔵で野菜、果樹を農薬を使わずに栽培されていて息子さん2人も就農。
横山農園のインスタは息子さんたち。
★持田ファームの持田晴朗(はるお)さん。有馬で露地栽培で野菜を栽培されていて、西有馬小学校の農業体験の受け入れ、鷺沼駅前のお惣菜店「デリスタスエヒロ」さんの店頭に野菜が並んでいて地域密着の農家さん。最近は「葉にんにく」栽培でテレビや新聞にと売れっ子です。
★篠田隆文さん。溝の口でレストランTETO-TEOやパン屋Lenを営業する丸山佑樹さんから「篠田さんの次郎柿は絶品です」とずっと伺っていて今回アプロ―チ。馬絹で果樹(湘南ゴールド、レモンなど)を栽培。「地域の人とつながって楽しくできなくては農業は続けられない」まさに都市農業のすすみ道を示していただきました。
もうひとり、農家さんではないのですが、地域で落ち葉を集めて堆肥にして地域の花壇などに使う活動をしている
☆大島京子さんにも農家を応援する市民の立場でご登壇いただきました。活動は有馬地区。持田晴朗さんと
しっかり繋がって活動している様子をお話しいただきました。
お話の後は参加者が、4人を囲むかたちで4グループで意見交換をしました。
農家も農地も減る現実の中で、意欲的な農家さんと非農家である私たちが「このまちで育む、農あるくらし」をこれからも継続できるよう進んでいきたいと思います。